9月22日、台北市・新北市所管の対象市バスは、その日の始発から最終便まで無料です。台北市の告知では、22日の運行として日付をまたぐ夜間バスも対象。観光バスの赤線・青線は除外されます。対象バスではカードのタッチも現金投入も不要です。
何が無料になる?
両市の発表では、対象は719路線、5,842台の台北・新北の市バスです。対象路線なら、乗車地点・降車地点にかかわらず、9月22日のキャンペーン時間内は無料で利用できます。
ただし「市バス無料」は、北部台湾の公共交通すべてが無料という意味ではありません。台北の2階建て観光バス赤線・青線は明確に対象外。高速バス、桃園空港MRT、台湾鉄路、高速鉄道なども、このキャンペーンだけを理由に無料だと考えないでください。
悠遊卡(EasyCard)はタッチする?
しません。公式案内は「カードタッチ不要、現金不要」としています。無料乗車なので、このバス区間には通常の電子乗車記録が残りません。
MRT、YouBike、鉄道など別の有料交通も使うなら、EasyCardなどの支払い手段は普段どおり持っておくのが安全です。無料になるのは指定の市バスで、旅程全体ではありません。
新北では19〜22日に3鉄道路線も無料
新北市は9月17日の追加発表で、9月19〜22日に三鶯線、淡海ライトレール、安坑ライトレールを終日無料にすると案内しています。これは世界カーフリーデーに合わせた別枠の新北市キャンペーンです。
この3路線以外の台北MRT全線が無料になるわけではありません。別のMRT区間を使う場合は通常運賃を見込んでください。
旅行者にはどんな日に便利?
MRT駅から離れたエリアをバスで回る日、観光地への最後の区間をバスでつなぐ日、台北と新北を市バスで移動する日には、分かりやすく交通費を節約できます。一方、ほぼMRTだけで動く日なら、恩恵はそれほど大きくありません。
それでもEasyCardの残高は入れておくのがおすすめです。無料バス自体ではタッチしませんが、その前後のMRTやYouBike、別交通で必要になるからです。
乗り継ぎ割引・定期券は?
無料バスではカードをタッチしないため、その区間を通常のカード乗車として扱い、バス—MRTなどの通常の乗り継ぎ割引が発生する前提では計画しない方が安全です。政府案内ではTPASSなどの定期券利用者についても、バスが無料になった1日分を別途返金・補償する仕組みではないと説明されています。
定期券が不要になるという意味ではありません。有料区間では引き続き使えます。今回の施策は「対象バスの運賃が当日ゼロ」になるキャンペーンです。
New Taipei Coffee Dayではコーヒー券も
新北市は9月21・22日に市民広場で行う「New Taipei Coffee Day」とも連動。公共交通で移動し、その写真を個人のFacebookまたはInstagramに投稿すると、現地ルールに従ってスターバックスのコーヒー券を受け取れると案内しています。2,000枚限定で、なくなり次第終了です。
これは交通無料とは別の付帯企画です。コーヒー券が目当てなら、当日に最新の市発表と現地条件を再確認してください。
9月22日に覚えておくこと
- 乗る路線が台北市または新北市所管の対象市バスか確認する。
- 対象バスではカードをタッチせず、現金も払わない。
- MRT、鉄道、YouBikeなど他の有料区間用にEasyCard等は持参する。
- 観光バス赤線・青線は対象外。
- 新北の鉄道無料は三鶯線・淡海LRT・安坑LRTの3路線。
- 天候、渋滞、運行トラブルがあれば当日の運行情報を優先する。
情報源
本記事は台北市政府交通局の発表、新北市政府の9月17日発表、台湾政府の英語版無料バス案内を突き合わせて作成しました。9月22日の市バス無料と、新北の9月19〜22日の3鉄道路線無料は別の措置として整理しています。
Cheers, Carpe Diem & 今日は本当に運賃ゼロで走り切れますように! 🍻⏳🚌
TATS Man
Totally Taipei 交通ニュースノート